Literary Machine Nº9

文学と音楽、ロンドンの陸地で溺れる税理士

UKに飛ぶ税理士が、英国勅許公認会計士(ACCA)を目指してみる

昔からblogが続かない病気にかかっているので、もう文字数とか気にせず、書き散らすことにします。

AIがどうこう言ってましたが、この5月からACCAの勉強を開始しました。もちろん、データ分析のための勉強を全くしていないわけではないのですが……。そちらの状況はまた別の機会に。

ACCAをやる理由

ACCA英国勅許公認会計士というUKの会計資格です。ACCA(公式)は、"Association of Chartered Certified Accountants"の略で、協会名なわけなので、これが会計士というのは厳密には誤りなんですが、そんな細かい話はさておき、勅許っていう響きが渋いですね。その響きに惹かれてしまったところはあります。

もうすぐUKに行く僕、現地税制について事前に概略を勉強しておきたいなと思って色々調べていたところ、なかなか手ごろな本がない。そんななか、ACCAなる資格の存在を知り、渡英前の謎のテンションに乗せられてまんまと勉強開始してしまったわけなのだ。

ちなみに、13科目あるからね。えぐい。

実は昔USCPAが少し気になった時期がありまして、、ただ受験資格の兼ね合いもあってアビタスの受講料が70万円くらいして高いとかのせいでUSCPAに舵は切らなかったんです。 (何年も前に予備試験・司法試験のために伊藤塾に100万円くらいお布施して結局どぶに捨てたのは内緒)
どうせならUSCPAの方がいいのかなぁとか今回改めて悩みましたが、悩んだ挙句、ACCAにしました。
なお、USCPAを取るとACCAの13科目のうちなんと8科目が免除になるのでUSCPA -> ACCAルートを取る人もいるらしいです。

ACCAの勉強

ACCAは受験資格がほぼ皆無(4年制大卒であれば)なのがUSCPAよりもとっかかりやすいところ。 ただ、受験するためにはStudent登録が必要で、それに£89かかります。1.4万円くらい。安からず。

とりあえず登録が終わって、myACCAというポータルサイトを見たら、1科目終わったことに!

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myACCA
そう、専攻によっては免除される科目があるんですよね。僕の場合LWという法律系の科目が1つ免除されたというわけです。 ただ、免除で通してしまうと合格してから登録するための実務要件に差し障りがあるから放棄するかという謎のメールが来ました……。 まだこの辺りの仕組みが理解できてないです。

そもそも実務要件が36か月なんですよね。 税理士の2年より長いし。36か月は満たせないかもしれないし、向こうでの仕事は計算に入れられるものかもわからないし、そもそもある程度やったら満足するかもしれないし。
とりあえず教養と思ってやります。

今はBusiness Technologyというザ・教養という感じの科目をまず受けようと思って勉強しています。 会計の役割みたいな話だけでなく、経済学とかマネジメント・リーダーシップの話とかMBAとかでやるような話のかなり初級レベルも広く触っていくイメージ。 進捗はGWの1週間でinputでいうと8割近く終わったので、あとは演習を頑張れば、今月中に受験できる気がします。 この科目の合格率なんと85%くらいあるから! 余裕でしょう。これ受かってから渡英したい。