Literary Machine Nº9

文学と音楽、ロンドンの陸地で溺れる税理士

Entries from 2023-05-01 to 1 month

12 May 2023, らちちから

ゴールデンウィークが終わるたび、墓場に還る気持ちになる。墓場で休まるのではなく、既に死せる自分自身を埋めるために働くのだ。そんな墓堀りじみた労働の最中に、とあるクライアントにかなり悩まされている。勿論詳細は明かせないが、女性のヒステリアは…

5 May 2023, 学習について

学習、練習、努力、勉強。 これらを考えるとき、僕らはどうしても目的に向けられた手段としてみてしまいがちだ。 テクニカルスキルというもの 例えば、税理士という職業の場合、実体法たる法人税法や相続税法等の法令の理解はもとより、国税庁の法令解釈通達…

4 May 2023,

トー横 少し前に話題になった歌舞伎町のジェンダーレストイレが今やパパ活に使われているというニュースを見て、不謹慎ながら笑ってしまった。人間というのはたくましい。とりわけトー横キッズと呼ばれる若者たちの生態はなかなかタフでことごとくrawな。 道…

3 May 2023,

ここ数日のブームが幸徳秋水である。というと社会主義者にでもなったのかと思われるかもしれないが、それほど深い理由はない。たまたまこの4月に岩波文庫が幸徳秋水の書いた中江兆民の評伝をreissueしていたから手にとったわけだ。それにしても最近は「読書…